毛布

Open App

遠い足音...

といえばあれですよね、気持ちの良い秋の日にハイキングで山に登る。

どこか遠く、少し上の方で、同じように枯れ枝を踏みながら、急坂なのか時どきペースが乱れたりしている足音が聞こえる。

ああ、もう1人先行している方がいるんだな、天気もいいし、とか思いながら、だんだん視界が開けてきて山頂に着く。あら、誰もいない。
しばらく待ったけど、誰も登ってこない。
登山道は一本なのに、誰ともすれ違ってない...

ってな話。
ちょっと怖くて不思議な話ですけど、今から思えば、あれは妻鹿さんがバリやってたんでしょ。

10/2/2025, 9:59:07 PM