ある古い書物の一節にて。現代よりさらに古代の時代、「風の民」が居た。現代では伝説と語られている民族。風を操り、自然と一体化する。時には風が凶器にもなる。特徴的なのは、深緑色のチロルハットを被っていること。そして、小柄でよく小人と間違われるほどだ。その「風の民」はどこかふわふわと風に乗って、然るべき人の道標を示し、その人の前に現れる幻の民。ー オリジナル小説・ドゥコ作中の書物ノン・ドゥカ・ドゥコから ー
4/29/2023, 11:02:47 AM