たったひとつ。この地獄のような人生に灯るのは、君という記憶。どんなに苦しくても、君を愛したことは、君を愛することを知ったことは、たったひとつのひかり。わたしが生まれてきた理由は、どんなに辛くても君を愛し抜くということだろう。愛しながら捨て、愛しながら裏切り、愛しながら裏切られ、愛しながら絶望し、愛しながら君をこの世から失った。それでもわたしは君を愛しつづける。愛し続けずにはいられない。
9/2/2023, 1:51:41 PM