「夜明け」
だんだんと明るくなってきた夜明け
迷い悩みすべて
置き去りにしたままなのに
過ぎてゆく時間は
まるで時計の針みたいに
追いつこうとすると
また前に進み始めてしまう
たとえば明日が
世界の終わる日だったら
こんな風に終わりたくはないな
たとえば明日が
そんなことばかり考えて家を出た
吉祥寺駅改札を出て
公園の入り口まで走った
池に移るのは朝焼けか
それともやつれた私の顔か
知らないもう知らないよ
やみくもに走り続けた夢の中
重い足取りに
追いつかない思考が絡みつく
過ぎてゆく時間は
まるで時計の針みたいに
身動きの取れない中で
逃げることしかできない
たとえば明日が
最高に運のいい日だったら
今日を頑張れる気がしたんだ
たとえば明日が
そんなことばかり考えて家を出た
吉祥寺駅改札を出て
公園の入り口まで走った
だけどいつもと何かが違う
あぁそうかここはまだ夢の中か
知らない もう知らないよ
また日が沈んで
また朝はやってくる
これで何度目なんだろう
眠れない朝を迎えたのは
11/12/2025, 10:03:04 AM