多田野一人

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霜降る朝
子供の頃は、10月の末頃には、霜柱を踏みながら登校した記憶がある…
それが、今年は、11月になり、漸く霜を見かけるようになった…気候変動というものだろうか…
霜柱を踏むと、バリッと言う音と、足の裏に伝わる感覚が面白くて、飽きずにやっていた…
そして、真っ白な靴を、泥だらけにして、母に何度も叱られて…
今朝、久しぶりに車の硝子に張り付いた霜を溶かし乍ら、遠い昔の母の顔を思い出した…

11/28/2025, 2:59:18 PM