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星空の下で

真っ暗な夜に砂糖を振りかけたら星空ができる
そんな気がする
ざくざくしててゲロ甘な天井
そんな下で君と歩いている

一つ折ったスカートが風になびく
あまりの寒さにカイロを挟んで手を繋いだ
上着貸すよ、という君の申し出を断る
それは、あんまりにも甘くて刺激的だから

一本、熱いコーヒーを買って、ふたりでちびちび飲んだ
苦さが私を現実に戻す
それなのに、君はホワイトチョコを差し出す

ホワイトチョコが溶け出す
酷い甘さに舌が痺れ、体温が上がる
手と手が絡み合って、唇も触れるくらいまで
近付く

砂糖をぶっかけた黒い天井は少し眩しい
星の光に照らされて、青が混ざる
痛いくらいの甘さで抱きしめあう
息もできない気がした

やっぱりホワイトチョコは嫌い
星空も嫌い
君も嫌い
全部全部、暴力的に甘すぎる
頭が溶ける
言葉がなくなる

明日になれば、きっと甘さだけを残して
いつもどおりに帰るから

今だけは何も考えないでいよう

4/5/2026, 12:43:48 PM