“ゆずの香り”
スノーマンの二次創作です、苦手な方自衛ください。
『Ren Meguro “冬至” 』
今日は冬至。
冬至といえば、ゆず風呂。
この方程式は、忙しさの中に揉まれる現代人でも成立するだろう。
そして私も例外ではない。
今日も同棲している彼氏の帰りは遅いと聞いている。
少し寂しい気もするが、今をときめく大人気アイドルの目黒蓮が彼氏なのだから仕方がない。
1人で夜ご飯を食べ、お風呂の湯をためる。
今日のために買っておいたゆずも脱衣所に置いて、気が向いた時にいつでもお風呂に入れる準備を整える。
録画しておいた蓮が主演のドラマを見ながら、あと少ししたらお風呂に入って寝よう、と考えた時。
玄関の扉が開く音がして、ただいまぁ〜なんて気の抜けた声を出しながら蓮がリビングに入ってきた。
◯『おかえり。ご飯あっためるね。』
そう言い台所に向かった私は、蓮に抱き締められた。
蓮「先、お風呂がいい。」
◯『えっ?、、お風呂も沸いてるから入っておいで』
蓮「ん、、、やだ、」
◯『ん〜?なにがやだ?』
蓮「一緒に入る、、」
◯『えぇ〜?いつも1人じゃん』
蓮「今日は一緒がいいの、」
◯『ふふっ、わかった。準備しておいで?』
蓮「え、いいの?」
◯『いいよ?久しぶりだもんね、』
蓮「っしゃあ!ダッシュで準備してくるわ!」
◯『怪我しないようにね〜』
ドタドタと走って準備を終えてきた蓮は、ウキウキした様子で湯に浸かっている。
私は、身体を洗いながら蓮に話しかける。
◯『あのね、今日、冬至じゃん?』
蓮「ん?うん。そうだね。」
◯『なんと、ゆず買ってきました!』
蓮「えぇ!?やったぁ〜」
◯『浮かべるね』
私はそう言い、準備していたゆずを湯に浮かべた。
身体を洗い終わった私は、蓮の待つ湯船に入る。
◯『失礼します、』
蓮は、向かい合わせになるように座ろうとした私の腕を引っ張り、自身の膝の上に私を座らせた。
◯『えっ?ちょ、重いでしょ』
蓮「重くない。くっつきたいの。」
◯『えぇ〜、そうなの?』
蓮「そうだよ。というか、ゆず買っといてくれてありがとね。」
◯『んふ、私もゆず風呂したかったから。』
蓮「可愛いとこあるね、笑」
◯『笑わないでよぉ〜!笑』
蓮「俺、柑橘の香り、というか、さっぱりした感じの香り好きなんだよね。」
◯『たしかに、シトラス系の香水つける時あるもんね。』
蓮「そうそう。だから、こうやってゆず風呂できて、すっごく嬉しい。◯◯と一緒だからもっと嬉しい。」
◯『急に言われたら照れるね、//』
蓮「照れても可愛いよ。」
◯『ねぇっ、ほんとに照れる// のぼせちゃうよ?』
蓮「あぁ、それはだめだ、笑」
ゆずのさっぱりとした香りに包まれながら、甘い甘い時間を過ごし、忘れられない冬至となった。
fin.
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あとがき
どーも作者です。
ゆずの香り、と聞いてまず初めに出てきたのは、冬至のゆず風呂でした。
最近☃️の二次創作にハマってるから、柑橘系の香りが好きなメンバーとのお風呂タイムにしよう、と思ってすぐ調べてみたら、めめがそういった香り好きそう、というような検索結果でしたので目黒蓮で書かせてもらいました。風呂友ですしね。笑
めめとお風呂に入れる世界線どこですか、、、
次にお風呂に繋げられる題材が来たら、風呂友のダンスを一緒に踊ってみようかと野望を抱いております。
それではまた次回〜!
12/23/2024, 5:12:21 AM