「とてもよく頑張ったね」
はっきりとは聞こえないが、これは主人の優しい声だ。
何を頑張ったのだろう?わからない…
しかし、近頃思うように動かなかった体が嘘のように軽い。頑張ったからなのだろうか?
何故かはわからないけど、清々しい気分だ。
楽しくて、走り回る。一体いつ振りだろうか!
いつになく明るく感じる日差しを受けて、ふと空を見上げる。
優しげな光のカーテンに体が包まれてさらに体は軽くなる。
後ろを振り返ると主人がいる。どこか悲しそうだ。
そんな顔をしないで。楽しいんだよ。
想いが伝わったのか、目が合ったような感覚になる。
少し笑みを浮かべた主人に、思わず尻尾を振ってしまう
ありがとう。
12/30/2025, 9:24:17 AM