「また明日も」
目の前が真っ白になる。
呼吸が上手くできない。
さっきまでの自分が嘘のように過呼吸になる。
地面にうずくまる。
涙が止まらない。
手足が痺れる。
苦しい、苦しい、くるしい。
この日々はいつまで続くのだろう。
いっそのことこのまま。
そう願って息を止める。
だが、私は息を吹き返す。
胸が大きく弾み、吸い込んでは息を吐く。
なぜこの苦しみに反抗するのか。
今、私は生きることを願ったのだ。
きっとまた明日も明後日も、
私は生きていくことを選ぶ。
生きながらえたいと思うこの矛盾。
その行為に希望を感じた。
生きる理由はいつでも近くに存在する。
9/30/2024, 5:44:42 PM