七夕の短冊に書いた願いが叶わないように、
流れ星に願いをこめても叶わないように、
星がはただ自然現象の一つというだけだ。
それでもそこに意味を持たせてくれたことに、意義があるのだから。
羊飼いが見上げた星空に、百獣の王の姿を見出してくれたように。
願いを叶えるのは自分の力だ。
それでも少しだけ、ほんの少しだけ、手助けをすることがすることができるなら。
気高い姿を見出して、そこに意味を持たせてくれるなら、それに付随するどんなものも受け止めよう。
瞬く星に、流れる星に意味を持たせよう。
そのためにただ誇らしく星空にあろうと、しし座は瞬いている。
“流れ星に願いを”
4/26/2024, 8:48:07 AM