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ただひとりの君へ

みんなただひとりですよ。

ひとりの母親から生まれた一卵性の双子だって
ひとりひとりの自我を持てばただひとりの唯一無二の君です。誰かにとって、ただひとりの君もただひとりの己という自我をもって生きるただひとりの人です、だからとても尊い。ひとりで育てた気になってるひとり親なんかはとかく、ただひとりの君である子のだだひとつの自我を自分のものみたいに思ってしまって、「優しい子だから」とか「いい子いい子だから」とか「うちの子にかぎって」とか「うちの子一番」「ギフテッドだ天才だ」なんて自分の気持ちの札を子に貼りがちで、そのうち子供に鬱陶しがられるわけだけど、鬱陶しいとも言えない自我のない子は、自分の親捕まえて「毒親」とか平気で言うけど、鬼の子は鬼子ですけどね、ひとりで育てた気でなんかいると、ただひとりの君へ大層な独り善がりの気持ちの札を貼り、何時までも高い高いしがちで結局自分の親を捕まえて「毒親」なんて言う鬼子が育つわけです、鬼の子は鬼子ですから。

みんなただひとりで、若い頃は自己の確立に悩み、自分を探しますよね。ひとはひとりただひとりの君です。だから唯一無二で尊く、寂しがりやで弱い、だから、だれかと共に生きる喜びを知ることが出来る。

みんなただひとりの君だから、自分のことくらい自分で出来る、出来なきゃいけない、だから自分の生きたいように生きる、自立ってそういうこと。 そしてねぇ、いつの日にか自分の手のひらの宇宙を見つめて鏡に映る人生を想うのだろうけど、最近の廃人みたいな若者は若い頃から手のひらのブルーライトの宇宙眺めて世の中が経験なしに分かた気になっているけど、順番はとても大事ですよ(笑)

君のかわりをする人はいくらでもいるけど、君という人間はひとりしかいないということを忘れるな(笑)

ただひとりの君へ


令和7年1月19日

心幸

1/19/2025, 11:25:12 AM