お題:待ってて
春の花が咲く頃に
同じラインに立っていた
よーいスタートの掛け声で
一緒に走りだしたんだ
夏の蝉が鳴く時に
隣で仲良く走ってた
君に合わせて走るのは
なぜだか少し疲れたよ
秋の葉っぱが散り出した
僕は背中を追うばかり
でもまだ目の先鼻の先
続けていれば追いつける
冬の風が吹く頃に
君の背中を見失う
目の前に残る足跡は
地平線まで伸びていた
春夏秋冬繰り返し
足は自然と止まってた
ずっと前から止まってた
なのに前を向きながら
虚空に向かって言ったんだ
「待ってて、追いつくから」
2/13/2026, 12:42:07 PM