きみの目に一瞬閃いた、あのきらめき。きみの命のきらめき。ぼくの右の指先から流れ込んだそれは、心臓まで辿り着いて鼓動を速める。きっときみは知らない。きみの二つのブルーグレーが燃える瞬間を。炎は熱いほど青い。ぼくは眩しさに瞬きした。あのきらめきの向こう側にある命は、太陽よりも熱く燃え盛っている。
9/4/2024, 3:46:03 PM