《その名を冠する刀》
(刀剣乱舞/鶴丸国永)
鶴丸国永という刀は、鶴を思わせる白い衣を身にまとい、
赤は戦のうちに付くだろうと軽く言ってのける酔狂な刀剣男士である。
驚きを求め、自由に生きる彼の姿は、まさしく大空を自由に飛ぶ鳥のよう。
鶴の名を冠する刀は、今日もその白い衣を身に纏い、
戦場で付く赤い血を衣に付け、《鶴》になる。
「紅白に染まった俺を見たんだ。あとは死んでもめでたいだろう!」
大空を羽ばたくように、今日もとある本丸の鶴が戦場を駆け抜ける。
8/21/2024, 11:45:22 AM