すい

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君は知ってる。

文字ひとつで私を突き放せることも。

声ひとつで私を呼び戻せることも。


無関心を装った余白で簡単に揺らぐ私を見抜いていて、
相手にしなくても待ち続ける私をそうして試してる。

都合のいい時だけ、君のペースの中でだけ生きる関係。

それでも通話で軽口を叩いて、
"ちょっと話したかった"と言えば
私がまた簡単にほだされるのも分かってる。


そうやって私の弱ささえ、君は上手に飼い慣らしてきた。


既読がつかないメッセージ

それは君のずるさと私の未練が、
見え透いた形で並んでいるだけ。



            ___既読がつかないメッセージ

9/21/2025, 4:18:04 AM