22時17分

Open App

「Sweet Memories」

英語だ……。
まったく気乗りしない。
甘い記憶、甘い思い出か。
と思ったら、MemoryがMemoriesと複数形になっていることに気付いた。この違いは何なのだろう。思い出が複数個あるとは、どういうことだろう。

調べる打鍵音を響かせる。
ネットによると、Memoryと単数系ならば、思い出の中で特に思い出深いもの……「あの日の思い出」のような感じになる。
記憶という意味に近い。人々が過去の出来事や経験を振り返る際に用いられる言葉で、単数系であればその時の感情や知識を含むことが多い。

一方、Memoriesと複数形ならば、「子供の頃の思い出」、「忘れられない思い出」と、複数の思い出を指す。
例えば、海の匂いを嗅いだら、子供の頃家族と行った海水浴やプールなどの様々な思い出が呼び起こされる……。
感情、五感を刺激するものがキーとなり、その後連鎖的、羅列的に物事を思い出すようだ。

Sweetについても検討しなければならない。
これも同じく調べてみると、心地よい、愛らしい、親切などの意味で使われる。さらに、音楽や芸術作品において、Sweetは美しい、魅力的な、などの意味がある。

「Sweet Room」という言葉を思い出した。
これは、高級ホテルの一番高い部屋という意味だが、これには後者の「魅力的」に近い意味を持たせているのではと思う。記憶的に甘い部屋なら、高級ホテルではなくて、夜を回してばかりいる繁華街の方のホテルが適当だ。

「Sweet Memories」とは、甘い思い出ではなく、魅力的な思い出たち、と解釈しても良いだろうか。
こんな風に脱線することで文字数を稼ぐことにして煙に巻いた。複数形だから、仕方ない。今回はハズレ回ということで、また今度にする。
英語お題は毎度困る……

5/3/2025, 9:48:26 AM