私の欲望。
直感的に思いついた欲を語ろう。
私は一生楽に過ごしたい。学生、そうだな、高校生の春休みくらいの忙しさがいい。遊ぶ金を手に入れるくらいのバイトをして、ほんの少し宿題をサボって、他はめいいっぱい遊んで食べてだらけて眠る。
そんな一生を過ごしたいと思った。
少し考えた欲を語ろう。
私はめいいっぱい頑張れる夢が欲しいと思った。大好きな漫画や小説の中の彼らみたいに、がむしゃらに走って転んで手を伸ばして、持てる全てで挑戦するような、そんな熱が欲しいと思った。
脇目も振れないような夢が欲しいと思った。
他にも私の欲はあるけれど、悩まず言葉を紡げる欲はこの2つ。いつも考えているこの2つ。
この矛盾が私自身だ。熱を望むくせをして、実際に手を取るのは微睡みの温かさ。熱は訪れないものかと目を閉じる。目を開けろ、望め、走れ、手を伸ばせ。心の奥底が叫んでも、怠惰な私は部屋から出ない。
ため息1つそこに置いて、やっぱり私は諦める。こんな自虐みたいな文章と一緒に、勤勉な私の心も置き去りにするんだ。
3/1/2023, 1:38:35 PM