どこまでも
夕暮れの駅前
手を振るあなたの笑顔が
風の中に溶けていく
胸が少し痛くなる
遠くで聞こえた汽笛の音
未来への合図のようで
立ち止まる私の背中を
そっと押してくれた
どこまでも あなたと行けたら
世界の果てでも怖くない
たとえ雲が隠しても
あの青を信じていられる
季節がいくつ巡っても
あなたの言葉はまだ温かくて
寂しさの隙間に差す光のよう
私を照らしてくれる
どこまでも あなたを想うたび
涙がやさしくなる
“さよなら”じゃ終われない
心はまだ、あなたを追いかけてる
ねぇ、覚えてる?
ふたりで見上げた空の色
夕陽が沈む瞬間に
永遠を信じてた
どこまでも 風が吹く方へ
あなたと過ごした日々を胸に
未来はまだ見えないけど
この想いが導いてくれる
10/12/2025, 10:57:22 AM