白い砂浜に咲いていたハマボウフウ日本海側の小さな砂浜で君と砂を積んでは壊したあの頃波の音だけ今も忘れないまだ幼い僕たちの物語君が笑えば幸せだった来る日も来る日も繰り返し何も変わらぬまま時は流れいくつもいくつも夢だけが浮かんではまた消えた本気の恋だったそれだけは間違いなかった何年も忘れぬほどに素足で駆けた傷だらけの恋だった海の水に沁みるほど深く刻まれた恋だった
9/12/2024, 1:28:05 PM