今日は最悪な一日だった。靴紐が解けてすっ転んでしまうし、教科書は忘れてしまうし災難にも程がある。
それに、お弁当も忘れてしまってもうやる気が出ない。
「はぁあ。」
「大丈夫?」
友人が心配した顔で話しかけてくる。
「今日はもう本当に災難な事ばっかりあってさ疲れちゃったんだ。」
「そっか、大変だったね。じゃあそんな君にご褒美をあげよう。」
「え、何何?」
「はい、私のお弁当一緒に食べよ!」
「いいの!? ありがとう、神様!」
「いいのいいの。」
今日は最悪な一日だが友達と一緒にお弁当を食べれたので少しは良いと思える一日になった。
『最悪』
6/7/2023, 9:57:33 AM