運命

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今が2026年だったことを思い出した。
この時代なら一回分の帰る電力があるとふんだんだが、色々ミスをしてしまって帰れないだよな笑
まあ本当は帰れるが帰りたくないのが正直な思いだ。計算を単純換算すれば一軒家一カ月分有れば足りる計算だが、寄せてもらってる家には最小限の迷惑しかかけたくない。早く帰れと言わんばかりに、この家にはソーラーパネルがあり、充電は予想よりだいぶ早い一週間と言う結果が出た。
いざ帰ろうと思いマシンに乗ったが、家に帰っても親がガミガミ言うのが想像できたからやめた。ドラえもんみたいに好きな次元に帰れるわけではなく、出かけた次元にしか帰れないように出来ている。時空迷子になる事件が多発したからだ。書き置きは残してあるから大丈夫だろう。もし事故が起こってしまった時のために時空御結日緊急押ボタン式発信機、略して‘御結び’があるが、“大丈夫”だと信号を発信している。そして“いつでも帰れるから安心してください”とモールス式で送信している。
“もうそろそろ帰ってきなさい”と受信に‘もうちょっとだけ’と送信して寝るのが日課
 
“もうそろそろ帰ってきなさいよ”
「一回帰ろうか」
その気もないが一回応えるようにそう思って今日も受信機の電源を切った。

1/22/2026, 11:18:19 AM