「緋夏さん、今回も大会には間に合いません。やっぱり肉離れ、癖になってますね。」
この言葉が告げられるのは一体何回目なんだろう。
私はまた怪我が再発して走れなくなってしまった。
一度くらい駅伝出たかったなぁ。
たすき渡したかったなぁ。
走りたかったなぁ。
そんなくだらない願望だったものが浮かんでは自分で消す。それを繰り返す。
あぁ、頑張ってたのがバカみたいだ。
練習メニューで喧嘩したあの日も
みんなでひいひい言いながら走った10kmも
熱中症になりかけながら、走った大会も
みんなで励まし合って走り続けた日々も
練習後の吸い込まれそうな大空も
全部無駄だった。
届かない夢ー。
5/8/2025, 3:19:27 PM