今日にさようなら
今日にさようならをするとき、
ちょっぴり寂しい。
明日になったら、「今日」と呼ばれていた昨日は、ほぼ全て忘れられているのだろうな。
今日という日に楽しいことが起こったのなら、その楽しい想い出が色褪せていくのが寂しいし、
今日という日に嫌なことが起こったのなら、
嫌なことが起こるその現実に寂しいと感じる。
でも、明日になったら、「今日」と呼ばれていた昨日は、ほぼ全て忘れられているのだろうな、寂しさも。
そして明日という今日もまたさようならをしなきゃいけない。
あれ? さようならは、また会うための挨拶じゃあないの??
だからさ、また今日という日に合う日が来るんじゃないの?
そう信じたいから、また今日も、今日という日にさようならをする。
そう信じたいとしか言えない、
そう信じないと、辛いことから逃げられないし、楽しいことを当たり前って思えない、安心できないんだよ。
そんな自分に対しても、そんな今日という日にも、ただただ寂しくて、
私は今日にさようならをする。
2/18/2024, 10:23:25 PM