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本当に戦争が始まると思ってなかった。まずは街への爆撃があって、すぐに罪のない人々の命が奪われた。ほんの数日前まで、不安を抱きながらも平和に暮らしていた人々が、ある日を境に無理やり命を奪われる。これは過去ではなく、現在進行形の出来事だ。
ニュースのコメンテーターが言っていた。「戦争は始まったらなかなか止められないと、この一年間私たちは思いしらされてきた。けれども、人が人の命を奪うという行為を、決して肯定することはできない。戦争が終わるという希望を見失わずに反対の声を発信し続けることが、今の国際社会にできることだ。」
広大な宇宙の中では、人間同士の争いも命も、ほんのちっぽけな存在なのだろう。それでも、その小さな命は唯一無二のものだ。小さな命に許された時間を、誰もが懸命に生きている。本当にちっぽけな存在だけど、同じ時代を共に生きている誰かにとっては、掛け替えのない何よりも大きな存在だ。決して他人から理不尽に踏み荒らされていいものではないのだ。

2/24/2023, 3:26:38 PM