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「〇〇」
声が聞こえた。
よく分からないけど、聞いたことのある声だった。なんて汚くて、耳が痛くなる声なんだ。
僕はあの日…………
あの日、僕達は街を出た。まだ醜い大人になっていないのに。いや、ならないために出たにかもしれない。綺麗なままで、終わりたかったのかもしれない。
学生だった僕はまだほかの街を見たことがない。学生という肩書きだけで、学問に徹せなど大人は御託を並べてくる。意味が分からない。そう考えると自分は大人になりたい、そう思っているのかもしれない。矛盾しているな、俺は
「〇〇」
また、誰か僕の名前を呼んでいる
耳が痛くなる。一体誰なんだ。この声は




ああ、思い出した
この声は











僕だった














「〇"$+¥"""¥¥$+¥_\$"^\\¥_$"¥_¥+$+$''¥'¥_<+¥`¥_¥'」

9/23/2022, 9:00:51 AM