「目が覚めるまでに」
毎日、毎日、同じ事の繰り返し
後悔してはまた過ちを犯して
立ち直っては、また折れて、倒れて
何度、乗り越えても、乗り越えても、
また明日がやってくる
辛さも苦しさも終わることなく
つかの間の休息さえも楽しいのか、幸せなのか分からない
常に苦しさが辛さが悲しさが寂しさが心のどこかにあって、心から楽しめない
でも唯一、夢の中だけは現実の事を全て忘れられる
夢の中だけは、その世界だけ、その出来事だけに集中していられる。夢の中も楽しいかどうかは分からない。
けれど現実の事を忘れられるから、
ただ忘れたい為だけに夢を見る
目が覚めるまで、それまでは夢の世界に浸っていたい
目が覚めるまでに、辛さも苦しさも夢と一緒に流してしまわなければ。蓋をしなければ、忘れてしまわなければ、私はどんどん壊れていくだけだ。
何度も死にたくなってしまうだけだ。
8/3/2022, 5:14:35 PM