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恋物語、それは喜劇でもあり悲劇でもある。
恋愛漫画にでてくる「当て馬役」というのをご存知だろうか。
その名の通り物語の主軸となる2人のどちらかに好意を寄せている人物達の名称である。
大体は想いを伝え、フラれる。
当て馬役にとっての恋物語は悲劇である。
逆に物語の主軸となる人物達はどうだろうか、まぁ未来は約束されているような物だ。
言うまでもなく彼らにとって恋物語は喜劇である。
話は変わるが「当て馬役」か「主人公」かあなたはどちらですかと今聞かれたら私は「当て馬役」を選ぶ。
何故なら最近フラれたからだ。
その人とは一時期、5時間は平気で喋っていた事もあり人間性に惹かれて好きになった。
フッた理由は他に好きな人がいるとの事。
他にもいい人がいるよだとか定番のセリフを言われた。
一応言い訳も聞いた、そしたらなんて言ったと思う。
「精神状態があの頃は良くなく『誰か』に依存したかったんだと思う」と言っていた。
その時は思いつかなかったが後々思いついたのをここに書こうと思う。
「つまりあなたにとって私は都合のいい人だったのか、言い訳を考える時間があるなら私を好きになれ」と、心底言いたいが残念ながら時間は巻き戻せない。
さてこんな事を書いてる間にも誰かに想いを寄せる人がいるのである。
恋をする人はみな少年少女になる。
大人としか呼びようのない人もまだまだちっちゃい子供もみな少年少女である。
私もその中の1人だ。フラれたがその人に恋人ができない限り私は好きで居続ける、諦めが悪いがそこが私の長所でもある。
これは恋物語だ。
もし、運命が変えることが出来るのなら私はこの物語を喜劇に変えたい。
悲劇で終わってもそれは綺麗だが悲劇の先には必ず何かしらの喜劇がくる。
なら、その喜劇は恋物語が一番似合う。
5/18/2024, 1:58:54 PM