彩竜帝 里乃亜

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「天使の話なんてどうでもいいんだ。僕が話したいことは、」
 ある日、僕の目の前に天使が現れた。
天使は僕にこんなことを言った。
「あなたは今日の午後5:00に死んでしまいます。ここで死んでしまったらあなたは天国に行けません。私達はあなたを天使に受け入れてるために運命を変えたいと考えております。
あなたが天使になるかどうかはあなたがお決めください。」
天使はそう言い残し消えてしまった。
僕は、確かに助言通り、5:00に死んでしまった。
僕は運命は変えなかった。いや、変えれなかった。
運命というのは、どんな者でも、神であっても、用意には変えてはいけない者なのだ。
僕は......あの天使にも、他の人にもこんなことを伝えたかったのだ。

5/31/2023, 10:24:24 AM