小さな命まな板の上で跳ねる魚を前に包丁を握りしめるこの小さな命を今手にかけようとしていた私は死ぬのが怖い生まれてきたことを後悔する程にだからそのまだ生きている体に刃を立てるのが恐ろしかった私がこの魚を殺すんだ刃が体に食い込んだ瞬間どっと感情が溢れて視界がぼやけた私は命を食べていたんだ沢山の小さな命を当たり前のように食べていたんだ
2/24/2023, 1:26:18 PM