素晴らしい夜景が語られる時、その対象は
市街地から発せられる光で成立したものが多いような気がする。
「100万ドルの夜景」なんて言葉があるように、
無数の建物や街灯の光で銀河のように輝く
市街地の夜景は称賛に値する美しさだ。
だが、光で構成された夜景とは真逆のものも当然存在する。
家もまばらで街灯は全く無く、山と田畑が広がり、
一寸先も見えないほどの「闇」で構成された辺境地。
これもまた夜の風景には違いない。
身の安全の確保で神経を尖らせ続けるスリルの連続だが。
そしてどうにかして安心できる場所にたどり着いたら、空を見上げてみる。
市街地では街の光で隠されてしまっている
星々や星座が肉眼ではっきりと確認できる。
市街地では地に銀河が存在し、
辺境地では空に銀河が広がっている。
9/18/2024, 4:12:22 PM