ネジが外れたウサギ

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あの詩に出会うまでは私は自分の殻に閉じこもってた

人が苦手で視線を合わせるだけでも怖かった。

そんな私が殻を破る武器となったのがあの詩だった。


「この世界に悩みのない人はいない

 みんな個性という名のコンプレックスを持っている

 でもそれをみんなは受容して生きている

 だから君も自分を卑下する必要はない

 いつかきっと君が前を向いて懸命に歩き出した時

 ある人が君に手を差し伸べ共に歩いてくれる

 その時をゆっくり待っていよう

 意外な時に神様がその人と出会わせてくれる」


私はその詩に出会って初めて

厚い殻を破るための破片を見つけられた。

それから、私は思い切って殻にそれを刺した。

破った今では人と視線を合わせて話すことができる。

他愛のない話で笑い合える。


そして、初めて恋というものに出会い、

愛し愛されることを学んだ。

それを教えてくれたのは大好きなあの人です。


私があの人と親密に話せるようになったのは

私とあの人が自分をさらけ出せるようになったのは

どちらも、あの詩がきっかけだと昨日知りました。


 

2/6/2025, 6:05:21 AM