襟足林

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何時だって自分には何かが足りていなかったんだと、僕は君と出会ってから知った。

そしてその事に君がいなくなった後で気がついた。

日がゆっくりと落ちていく帰り道も、暑く燃え上がるような夏も、自分の好きだったものは君がいなくなって何も意味がなくなった。

全ては君がいないと意味がない。でも君はいない。

何をするにも君を探した。此処にいてくれたらと願った。

そうして僕は、ないものねだりになってしまった。




テーマ ないものねだり

3/27/2026, 7:52:17 AM