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優しい温度の肩が触れる
甘い香りを乗せた風が
目に痛い程の新緑を揺らした
柔らかな陽射しが降り注ぐ
このなだらかな丘の上で
私はそっと息を潜めて目を閉じる

ここが楽園
私は何度も心で繰り返す

音も立てずにこぼれ落ちる時の砂は
もう直ぐここを追い立てるだろう
貴方の最上は私などではなくて
空虚と繋いだ掌は
貴方に触れる事も叶わない

優しい温度の肩が触れる
これ以上どこにも行けないままに

[楽園]

4/30/2026, 12:27:57 PM