霧夜

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眩く光が一つ、夜空を横切った

声が出せないような、一瞬の出来事。

そんな一瞬、私が思い浮かべた事は

叶うはずが無い、君との幸せな日常だった。

---二作目---

「ーーー」

流れ星が降り注いだ夜の事。

「なぁ、お前は何を願った?」

「んー?内緒だよ、内緒」
「えー、ケチ!」
「へいへい、ケチで結構だ」

...言えるわけが無いだろう?

「んじゃ、俺も秘密ー♪」

お前の未来の中に、俺が居られますように、なんて。

#流れ星に願いを
283作目

4/25/2024, 11:02:19 AM