本日のきれいなまんまるの月を見て、私はある絵本を思い出しました。
『パパ、お月さまとって!』
作:エリック・カール
訳:もりひさし
[あらすじ]
娘に月をせがまれて、パパは本当に月を連れてきた! 画面が左右上下に広がるしかけで、空の高さや月の満ち欠けを表現した絵本。
あらすじはこちらの絵本を出版されている偕成社さんのHPより。
星の浮かぶ青色の夜空に、表紙いっぱいの大きな銀色のお月さまが描かれているのが特徴的な
しかけ絵本です。
娘モニカにせがまれて、パパはハシゴを登って月を取りにゆくのですが、なんとこの絵本
縦に開いてパパが長い長いハシゴを登って月を取りに行くシーンを表現しています。
また、パパがお月さまの所にたどり着いたシーンでは、ページが上下左右に開き
ページ全体が倍ほどの大きさになるしかけで
大きな大きなお月さまを表現しています。
しかけの部分も大変面白いのですが
月を取ってきてもらったモニカが大喜びするページがとても好きです。
見ているこっちも思わず嬉しくなってしまうようなモニカの喜びようとその後の終幕に向けての
穏やかな物語のながれがとても素敵な一冊です。
3/7/2023, 5:35:33 PM