綺麗でしょう、と君が笑った。綺麗だね、と僕も返した。ひらひら散っていく花弁を惜しむこと無く、くるくる舞う足元は一つとて同じもの無く。白い肌を裂いて咲き誇る花畑を、一つも明かされなかった花言葉を。僕達は口にすること無く、ただ拒絶した別離と共に、『今』の美しさだけを享受する。<色とりどり>
1/9/2024, 10:04:17 AM