箱庭メリィ

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ひとつ、一日一回鏡を見ること
ひとつ、一日一回笑顔を作ること
ひとつ、大好きと言ってあげること
ひとつ、自分を大切にしてあげること

自分で自分を傷つけても、炎症を起こすだけ。
どうせ他人に傷つけられるのだから、自分だけでも自分を大切に。

なんて綺麗事、出来れば苦労はしないのだ。
そう簡単な話ではない。

4/24『ルール』



『今日は雲ひとつない晴天、快晴でしょう!』

と、言わんばかりに始まった一日だったのに……。

いつの間にか雨模様。
あれ?わたし、いつ傷つけられた?

知らぬ間に、たくさんのかすり傷。


4/23『今日の心模様』



「俺が人間を好きになる?はっ、ありえないね」

と、笑っていたのはいつだっただろうか。
あの時飲んでいた酒の味は、今はもうわからない。

「あの娘か?」
「ああ。神の端くれの俺がまさか人間の娘を気に入るとはね」
「恋だと素直に認めればよかろう」
「恋か?これが?」

木の上で烏天狗と想いを寄せる娘のいる村を見下ろした。

神が人の子を好きになる。
たとえそれが間違いだったとしても、始まってしまった想いはもう止められないのだ。


4/22『たとえ間違いだったとしても』


ぽたり、ぽたりと先端から雫がこぼれる。
ぽちゃりぽちゃりと雫が落ちる。
落ちた先には、水たまり。

水たまりには、私が欠けた想いのかたまり。

ああ、なんで好きになっちゃったんだろう。


4/21『雫』


「早く! 次は?」
「待って、まだ……」

早く早くと誘われる次のこと。
私は息を大きく吸って吐いて、次に備えた。

もう私は力になれないかもしれない。
早く寝転がりたい。
もう限界だ。

「早く! ほら行っちゃう!」

娘に次の皿を取れと促された。
私は溢れそうになる口を何とか閉じて、レーンの上の皿を取った。

5皿で一回くじが引けるというシステムの回転寿司。
娘と妻は早々にお腹いっぱいと手を合わせたが、くじはしたいと娘が駄々をこねた。

「う、うう……」

膨れる腹を撫でながら、私はまぐろを口に押し込んだ。


食事が終わったあと、いつものようにコンビニでデザートを買おうという話になった。
私が食べている間に腹ごなしになったのか、妻と娘は嬉々として自動ドアをくぐっている。

「パパー、パパは何にするの?」
「もう、何もいらない」


4/20『何もいらない』



もしも未来を見られるのなら――
君の隣に僕がいるのかを確かめたい。

もしも隣にいなかったなら、
これから頑張るから、覚悟しててね?


4/19『もしも未来を見れるなら』


溜めに溜めてしまったのでちょっとずつ。

4/24/2026, 2:54:54 PM