あの人は今、どんな毎日を過ごしているのだろうか。この真っ白な天井を見つめながら、そればかりを考えている。貴方と出逢えて、本当に幸せだった。この哀しく、苦しい世界を生き延びて来た意味があった。私はもう先に逝くけれど。あの世か、来世か。いづれまた、会いましょう。貴方の世界が、何時までも何処までも、彩に溢れますように。『病室』
8/3/2024, 4:21:48 AM