静寂に包まれた部屋わけあって一緒に暮らしてもう何年だろう怖がりな君は部屋を出ようともせずそれでも窓の外を眺めている窓の外はくもり空天気予報は夜には雨ツバメが去った軒下に秋が舞い降りていく僕の方へ寄り添って頬擦り寄せて切ないほど澄んだ眼差しに吸い込まれそうだよそうだった君が初めてここにたどり着いたのはまだ目も閉じたまま何も知らない子猫だったね
9/29/2024, 12:00:38 PM