シロツメ ナナシ

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『僕と一緒に』
    〜星の図書館〜


いらっしゃい
と言うのもおかしいですね
えぇ、
私が呼ばれた気がしたので
私があなたをこちらに呼びかけてみました

答えていただいてありがとうございます


私の書いてる 星の瞬きのような
ほんの一瞬の読書は
楽しんでいただけてますか?

―――そちらもいつも
ありがとうございます


……?なぜ
図書館の管理をしてるのか?
そうですねぇ、理由は沢山あります

私は基本的に
あなたと同じようなだれかです
特に私は欠点が多すぎるぐらい多すぎる
なのでこうして、
自分の心の整理をするために
そして私の手の届く範囲までで
誰かの心の整理も兼ねることが出来ればと
この図書館の管理を
自ら買ってでたと言った感じが近いですかね

なぜこの世界なのか?
それは簡単です
私も人付き合いというのが
極めて苦手な人間のひとりです
ですがこのように距離がありつつも
あなたにそっと寄り添うこの形というのは
私にとってはとても都合がよくて良い
あなたや誰かに寄り添いながら
自分に寄り添えなかった自分にも
間接的に寄り添っていくことが出来るこの空間

今の私はとても助かり、
とても向いてる環境なんです
…これでも夢があるんです
いつかは私も
人の前に出ながら活動ができるように
今よりもう一歩前に、進みたいですね―――




―――おっと失礼
私の話にふけってしまった

そうだ、夢の世界ですが
こちらのココアでもどうぞ
お腹は膨れませんが
味わうことは出来るはずなので

さて、
どうぞごゆるり過ごしてください

小さな話であれば私が描きますし
他の作品がご所望でしたら
栞を辿り、
ぜひ手に取ってくださいね
あなたにとっての
新たな1ページが見つかりますように

他にもし、
例えば心の整理などが必要なら
「プラネタリウム」ルームで
私と一緒に、あなたの心の整理の
お手伝いをさせてくださいね
あなたの存在、協力があるおかげで、
私も助けてもらってますので
あなたの手助けに
ほんのちょこっとなれたなら―――

では、時間の許す限り
ご自由に過ごしてみてください
私はその辺にいますね


〜シロツメ ナナシ〜

9/24/2025, 5:51:04 AM