可笑しくて笑った事も、苦しくて泣いた事も。どれもが自分だけの思い出で。
過ごしてきた数え切れない程の日々は絶対に無くならないし、裏切らないで傍に居てくれる。鮮明に思い出せなくなったとしても、それは私の隣で記憶が眠るだけなのだ。
その眠りは、いつ覚めるのかも、はたして目覚める事があるのかさえもわからないけれど。存在してくれるだけで私を私たらしめてくれる。
だって思い出は、友達でも家族でも恋でも夢でもあって、私そのものでもあるんだから。
『たくさんの思い出』
11/19/2024, 9:36:14 AM