我が家の娘はとても霊感が強くて
人には見えない者たちと多々遭遇する
なので、影絵ではないにしろ歩く影を
みたり、窓越しの白い人影を見たりと
娘の日常は賑わしい…
さて、そんな私たちが住んでいる地域は
元々、神がかった地域で霊はしかり、
いわゆる妖怪の類もいるらしく、
私が娘から聞いた話では…
①天井まで届きそうなとぐろを巻いた大蛇
②赤いスポーツカーに乗ったカッパ女
③頭がお腹あたりまである二頭身の傘男
④まさしく鬼太郎に居る猫娘みたいな女
⑤祭りの法被を着た身長が2m 越えの大男
もう、余りに沢山の妖怪?と出会う娘の
話を、今こうして一部書いている訳だが
娘に確認している最中に背後から声…
「見て見て〜!妖怪だよ〜!」
我が家の小学生がひらめいたらしく
白いレースのカーテンの後ろに片腕を
差し込んだ時に見えた様は……
カーテンの ドレープにそって長く長く
ゆらゆらと波打った腕だった。
窓越しの光の加減で彼の腕は異様に長く
見えて、ホントに妖怪の腕のようだww
同じ妖怪話でもこちらは場が和み
皆が笑顔になった…
「昔はよくやったよね…」
…と娘が狐の手を作って呟いた
影絵のように私も光と手を使って
遊んだ事を思い出した…
4/20/2025, 6:47:58 AM