永遠なんて、ないけれど⋯。
それでも、私は自分の命がある限り貴方と共に居たい。貴方といる、この幸せが永遠(とわ)に続く事を願わずにいられない。
だから、せめて終わりが来るその時までは貴方の側に居させてください。
そんな思いを込めて、セリスは隣に座っているイアンにそっと口づけをした。
「!どうした?」
突然、キスをしてきたセリスを不思議そうに見つめるイアン。
「なんとなく。」
「そうか」
そう言って、イアンは柔らかく微笑んだ。
「セリス」
「はい?」
「愛してる」
「私も。愛してるよ。イアン」
そんな言葉を交わし、二人はまた口づけを交した。
一次創作 魔法王国シリーズ
9/29/2025, 9:04:32 AM