部屋の電気を消して布団にもぐっていたとき一筋の光がみえた。希望などの比喩ではなく、物理的な光だ。廊下に続く扉の下のわずかな隙間から光が漏れている。廊下の電気を消し忘れたのだ。こちらは布団を丁寧にかぶり、少しうとうとしはじめていたところだ。消しに行くのがあまりにも面倒臭い。全くありがたくない一筋の光であった。
11/5/2024, 10:39:47 AM