郡司

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もの憂げな空、ですと?

…さあ、行きますよ。
そんな「シケたツラの空」なんて見たことない。

見える空に気分を投影する表現はたくさんあるし、それ自体は見る人それぞれの感覚の自由だと考える。空を言い表すときにどれほど「修飾」を付けようと、楽しく感じられるならそれが良いと思う。グリーンゲイブルズのアンなら、あらゆるものごとを荘厳に修飾するだろう。

じゃあ自分はそうするかと言うと、しない…。
自分の目でどう見えるか、それによって自分の気持ちはどう、とは表現するけれど、同意は求めない。個人的なものだからだ。

空自体が「もの憂げ」に見えたことが無いんだが、晴れた空をそのまま「晴れやか」だと感じることはたくさんある。子供の頃は晴れた空を見て何故か寂しい気持ちになったりした。自分の気持ちが悲し寂しの夕方に夕陽がほんのり温かくて(赤外線)、更に哀しくなったこともある。ぜんぶ自分自身の心だ。自分の胸の内が、それらの在処だった。

空は空だ。たまに「励ましが降ってくる」けれど、中途半端に「もの憂げ」なところを見たことはない。

2/25/2024, 1:19:22 PM