朱倉 日月

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桜散る。
そんな当たり前のことが、
こんなにも悲しいのは何故だろう。

桜散るのは次の春、
再び咲き誇るための準備だ。
それは決して終わりではない。

桜散る様に自分を重ねたかったけれど、
咲き誇ったことのない自分には、
桜のことはわからない。

桜散る前に、花見に行こうと思っていた。
今年も、去年も、一昨年も。
まだ、花見に行ったことはない。

桜散るけれど、
また次の春も桜は咲き誇ってくれる。
それが当たり前でないことに、
ようやく気がつけたから。

4/18/2026, 1:15:50 AM