俺には、幼い頃から共に育ってきた大切な人がいる。彼女とゆっくり過ごせる時は、そっと抱き寄せて見つめ合う。貴方の目を見つめると、時間が止まったような感覚になる。俺の意識全てが貴方のことしか考えられなくなるくらい、貴方の事が愛しいのだろう。
「ねぇ、大好きだよ」
「俺も、貴方のことを愛しています」
貴方をときめかせられるような、ロマンチックな言葉を囁くことはできない。しかし、単純な愛の言葉を囁きながら優しく触れるだけでも、貴方は幸せそうに微笑んでくれる。貴方の可愛らしい笑顔は俺の心を癒してくれる。俺の瞳は貴方しか映らないし、耳は貴方の声しか聞こえない。そんな気がするくらい、俺は貴方に惚れてしまったのだろう。
「ずっと傍に居て、貴方の笑顔を守らせてください」
「ふふっ、ありがとう」
あぁ、俺はなんて幸せ者なのだろう。
テーマ「君の目を見つめると」
4/6/2024, 1:08:42 PM