木綿

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毎日の繰り返しが長くて、
授業がとても退屈に感じていたあの頃。
月日が過ぎるのが遅かった。

春が来て、夏休みを楽しんで、
秋を感じて、冬休みを過ごしてまた春へ。
情緒とかそんなもの、わからないくらい、気にならないくらい若かった。

年月を経て、1年は早くて一日は足りないものになった。
ああ、またこの時期か。なんて思って大掃除をする。
短い休みに予定を詰めて、明日から仕事かーとか言いながら、それぞれの日々に戻る。

惜しむ暇も、思い出にしながら。


「カレンダー」

9/11/2023, 7:30:31 PM