瞳の先、ふらふらと彷徨う視線は貴女の姿を探している。向けた足の先、貴女はすでにこちらを向いて笑っている。発した声の先、ただの挨拶にこんなにも上擦るだろうか。伸ばした指の先、揺れる髪に触れようとして何故そんな事をと戸惑う。貴女の視線の先、僕の心臓が震えている。“My Heart”
3/27/2024, 2:26:38 PM