周りと比べられるのが嫌だった。
点数をつけられるのが嫌だった。
数字が伸びないのが嫌だったり
数字が全てだった。
点数が全てだった。
悔しかった。辛かった。他人を憎んだ。過去を悔いた。
負けたくない。数字が伸びて欲しい。点数が上がって欲しい。
お前らなんかに負けるもんか。
沈んだ心にいつもいつもそう語りかけてた。
静かに情熱を燃やしていた。
報われると思ってた。やる気さえ無くさなければいつかはきっと、って思ってた。
でももう無理だと悟った。
騒がしかろうと静かだろうと情熱を燃やしたところで何の意味も無かった。
何の取り柄もない私。そんな私は平凡で何もできない流されるだけの人間だと、そう気づいた。
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静かな情熱
4/17/2025, 3:14:11 PM